Box型小銭入れ(レザークラフト)

2019.4.30




2月1日(金)。
今回、制作するのは、Box型小銭入れです。

只、作っては改良し、作っては改良しの繰り返しで、
どの時の型紙を使ったのか?、
どの時の制作工程なのか?、
よく分からなくなったため、写っている型紙や制作工程は参考程度に留めてください。
完成したBox型小銭入れ

Box型小銭入れ(型紙)

型紙は、こちらになります。。
100均で売っているBox型小銭入れから採寸し、サイズを少し大きめに改良したものになります。

1月31日に作った、最初の型紙を改良した5つ目で「E-131」になります。
まだまだ改良が必要だと思うので、お決まり事ですが、自己責任で使用してください。
※この型紙は、自己責任で使用してください!
Box型小銭入れの型紙

Box型小銭入れ(型紙、菱目打ち、ホック打ち)

厚紙を貼り合わせ、型紙を作成します。
この作成した型紙をもとに、厚さ1ミリのヌメ革から材料を切り出します。

私は、本体側の厚さを2ミリにしたかったので、
厚さ1ミリを2枚切り出し、床面通しをクリアボンドで張り合わせました。
※床面通しを貼り合わせる事で、両面が表側(銀面)になります。
完成したBox型小銭入れの型紙

菱目打ちした本体とマチ部分を、クリアボンドで接着します。

この時の菱目打ちですが、
一番簡単な方法として、マチ部分の革も表側(銀面)から菱目打ちしました。
Box型小銭入れの制作(菱目打ち後、クリアボンドで接着したもの)

パンチで穴を開け、ホック打ち(バネホック大)を終えたので、
これから縫っていきたいと思います。
Box型小銭入れの制作(バネホック打ち後のもの)

Box型小銭入れ(本体とマチを縫う)

針に糸を通します。
※糸の通し方については、こちらをご覧ください。
針に糸を通した画像

この接着したマチの真ん中辺りから、グルっと1週するように縫っていきます。
Box型小銭入れの制作(縫い始め)

①表側から内側(マチ側)へ、針を通します。
②内側(マチ側)から表側へ、針を通すとき、①の糸を下向きに引っ張りながら、上向きに通します。
こうやって、①→②、①→②と順番に縫っていきます。

※この時、最初に通した①の糸が下向きに引っ張った場合は下向きになり、②の糸は上向きになります。
Box型小銭入れの制作(縫い目の説明)

こうやって、①と②を交互に、規則正しく縫ってゆくと、キレイな縫い目になります。
※もし、不規則な縫い目になっていた場合は、失敗しています。
Box型小銭入れの制作(規則正しい縫い目の写真)

最初に接着した、片側のマチを縫い終えました。
Box型小銭入れの制作(片側のマチを縫い終えたところ)

次のマチを、クリアボンドで接着します。
※この時、縫い針を使って、穴が合うように接着します。
Box型小銭入れの制作(クリアボンドで接着中)

接着した部分が乾いたら、また縫ってゆきます。
Box型小銭入れの制作(2つ目のマチを縫っているところ)

マチを縫い終え、ホック側まで縫えました。

初めて縫うときは、かなり疲れますが、
慣れるまでは休憩しながらゆっくり縫ってゆきましょう!
Box型小銭入れの制作(2つ目のマチを縫い終え、ホック側を縫っているところ)

やっと半分以上が、縫い終わりました。
マチも、あともう1つです。

最後のマチを接着して、乾いたらまた縫ってゆきます。
Box型小銭入れの制作(半分、縫い終えたところ)

Box型小銭入れ(縫い終わり)

あと1目で縫い終わりですが、
この最後の縫い終わり方も、今回は我流でいきます。

ミシンで縫ったようにしたいため、ここから4目ほど重ねて縫っていきます。
Box型小銭入れの制作(ミシンで縫ったようにしたいため、4目ほど重ねて縫っていきます。)

4目ほど重ねて縫い終えたので、
Box型小銭入れの縫い終わり(糸を切る前)
糸を少し残してハサミで切り、
Box型小銭入れの縫い終わり(糸を切った状態)
ライターで炙り、完成です。
完成したBox型小銭入れ(ホックを開いた状態)
完成したBox型小銭入れ(ホックを閉じた状態)

巻末の一言

最初は、試作品を作る事を知らなかったので、
ぶっつけ本番で、作っていましたが、高価な革で失敗する確率は、非常に高いです。
ヌメ革で作ったBox型小銭入れの試作品
みなさんも制作するときは、ぶっつけ本番で作る前に、
一度、厚紙や床革などで試作品を作る方が、失敗のリスクが無く良いと思います。。
厚紙で作ったBox型小銭入れの試作品



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