2月1日(金)。
今回、制作するのは、Box型小銭入れです。
只、作っては改良し、作っては改良しの繰り返しで、
どの時の型紙を使ったのか?、
どの時の制作工程なのか?、
よく分からなくなったため、写っている型紙や制作工程は参考程度に留めてください。
型紙は、こちらになります。。
100均で売っているBox型小銭入れから採寸し、サイズを少し大きめに改良したものになります。
1月31日に作った、最初の型紙を改良した5つ目で「E-131」になります。
まだまだ改良が必要だと思うので、お決まり事ですが、自己責任で使用してください。
※この型紙は、自己責任で使用してください!
厚紙を貼り合わせ、型紙を作成します。
この作成した型紙をもとに、厚さ1ミリのヌメ革から材料を切り出します。
私は、本体側の厚さを2ミリにしたかったので、
厚さ1ミリを2枚切り出し、床面通しをクリアボンドで張り合わせました。
※床面通しを貼り合わせる事で、両面が表側(銀面)になります。
菱目打ちした本体とマチ部分を、クリアボンドで接着します。
この時の菱目打ちですが、
一番簡単な方法として、マチ部分の革も表側(銀面)から菱目打ちしました。
パンチで穴を開け、ホック打ち(バネホック大)を終えたので、
これから縫っていきたいと思います。
針に糸を通します。
※糸の通し方については、こちらをご覧ください。
この接着したマチの真ん中辺りから、グルっと1週するように縫っていきます。
①表側から内側(マチ側)へ、針を通します。
②内側(マチ側)から表側へ、針を通すとき、①の糸を下向きに引っ張りながら、上向きに通します。
こうやって、①→②、①→②と順番に縫っていきます。
※この時、最初に通した①の糸が下向きに引っ張った場合は下向きになり、②の糸は上向きになります。
こうやって、①と②を交互に、規則正しく縫ってゆくと、キレイな縫い目になります。
※もし、不規則な縫い目になっていた場合は、失敗しています。
次のマチを、クリアボンドで接着します。
※この時、縫い針を使って、穴が合うように接着します。
マチを縫い終え、ホック側まで縫えました。
初めて縫うときは、かなり疲れますが、
慣れるまでは休憩しながらゆっくり縫ってゆきましょう!
やっと半分以上が、縫い終わりました。
マチも、あともう1つです。
最後のマチを接着して、乾いたらまた縫ってゆきます。
あと1目で縫い終わりですが、
この最後の縫い終わり方も、今回は我流でいきます。
ミシンで縫ったようにしたいため、ここから4目ほど重ねて縫っていきます。
4目ほど重ねて縫い終えたので、
糸を少し残してハサミで切り、
ライターで炙り、完成です。
最初は、試作品を作る事を知らなかったので、
ぶっつけ本番で、作っていましたが、高価な革で失敗する確率は、非常に高いです。
みなさんも制作するときは、ぶっつけ本番で作る前に、
一度、厚紙や床革などで試作品を作る方が、失敗のリスクが無く良いと思います。。