7月11日(月)。
前回の、ほぼ1枚革で作るL字ファスナー財布のホック版からの続きで、尚、こちらはL字ファスナー財布の改良版と名付けることにしたいと思います。
では早速、L字ファスナー財布の改良版を作ったので、先ず、完成品からの比較です。
最初に作ったのは、向かって右側の財布です。
思い切ってぶっつけ本番で作ったのですが、
縦に入るカード枚数が少なかったので、左側の2つ目を作りました。
両方とも革はオイルヌメを使用しているのですが、、
革の厚みが向かって右側が1.6ミリ、左側が2ミリと微妙に違います。
なので、同じ作りなのですが、革の厚み分を主体に寸法変更しています。
こちらは、小銭入れ側のマチ部分です。
革の厚みこそ違うものの、左側の方が、底を長めに作っているのがよく分かるかと思います。。
そして反対側のマチです。
今回は、一枚革で作っていないので、こちら側にもマチが必要になります。
両方を比較してもわかると思いますが、微妙にマチの形状を変更しています。
続いて、中側です。
中側といっても、小銭入れ部分しかありません。
尚、小銭入れ部分の寸法は一切、変更しておりません。
以上が、大まかな説明になります。。
では改めて、もう一度、簡単に比較した画像を。
こうやって、一緒に見れば比較しやすいかもしれません。
どちらの型紙も、A4サイズ1枚で収まるよう、設計してあります。
先ず、向かって右側の財布の型紙、A22-710から。
こちらは、最初に作ったものです。
次に、向かって左側の財布の型紙、2A22-710になります。
前回の財布との比較になります。
写真を撮り忘れていたので、2週間ほど使用した財布との比較になります。
前回の財布と比較しても、若干、大きくなった程度に収まっています。
フタを開けてみても、作りてきには小銭入れ部分とマチ部分以外に、大幅に変わった所はありません。
今回、新たに作った財布は、小銭が少なければ、お札入れ部分にも余裕があります。
うろ覚えなのですが、、確か小銭は10枚ほど入っていたと思います。
そして中身が入ったまま、閉じた状態です。
今回はあくまでも「A4サイズで1枚分の革」をテーマに拘って作りました。
勿論、A4サイズを超えるような作りにすれば、マチ部分も更に改良を加え、より扱いやすくなるよう、作れると思います。
でもやっぱり、マチを「S字」にしたのは経験上からも失敗だと感じます…
やっぱりもう少し、マチをしっかりしたものに変更した方が良いと感じました。。