◎L字ファスナー財布の改良版

2022.9.26




7月11日(月)。

前回の、ほぼ1枚革で作るL字ファスナー財布のホック版からの続きで、尚、こちらはL字ファスナー財布の改良版と名付けることにしたいと思います。

L字ファスナー財布の改良版の完成品

では早速、L字ファスナー財布の改良版を作ったので、先ず、完成品からの比較です。
最初に作ったのは、向かって右側の財布です。

思い切ってぶっつけ本番で作ったのですが、
縦に入るカード枚数が少なかったので、左側の2つ目を作りました。

両方とも革はオイルヌメを使用しているのですが、、
革の厚みが向かって右側が1.6ミリ、左側が2ミリと微妙に違います。

なので、同じ作りなのですが、革の厚み分を主体に寸法変更しています。

両方とも革はオイルヌメを使用(革の厚みが向かって右側が1.6ミリ、左側が2ミリと微妙に違います。)

こちらは、小銭入れ側のマチ部分です。
革の厚みこそ違うものの、左側の方が、底を長めに作っているのがよく分かるかと思います。。


小銭入れ側のマチ部分(革の厚みこそ違うものの、左側の方が、底を長めに作っているのがよく分かるかと思います)

そして反対側のマチです。
今回は、一枚革で作っていないので、こちら側にもマチが必要になります。

両方を比較してもわかると思いますが、微妙にマチの形状を変更しています。

反対側のマチです(今回は、一枚革で作っていないので、こちら側にもマチが必要になります)

続いて、中側です。

中側といっても、小銭入れ部分しかありません。

尚、小銭入れ部分の寸法は一切、変更しておりません。

以上が、大まかな説明になります。。

財布の中側(中側といっても、小銭入れ部分しかありません)

では改めて、もう一度、簡単に比較した画像を。

こうやって、一緒に見れば比較しやすいかもしれません。

改めて、もう一度、簡単に比較した画像

改良した2つの型紙(L字ファスナー財布の改良版の型紙)

どちらの型紙も、A4サイズ1枚で収まるよう、設計してあります。

先ず、向かって右側の財布の型紙、A22-710から。

こちらは、最初に作ったものです。

L字ファスナー財布の改良版の型紙(型紙、A22-710)

次に、向かって左側の財布の型紙、2A22-710になります。

L字ファスナー財布の改良版の型紙(型紙、2A22-710)

尚、この2A22-710にある反対側のマチは、「S字」に曲げて縫いけました。

この2A22-710にある反対側のマチは、「S字」に曲げて縫いけました

前回の財布との比較

前回の財布との比較になります。

写真を撮り忘れていたので、2週間ほど使用した財布との比較になります。

前回の財布と比較しても、若干、大きくなった程度に収まっています。

前回の財布(ほぼ1枚革で作るL字ファスナー財布のホック版)との比較

フタを開けてみても、作りてきには小銭入れ部分とマチ部分以外に、大幅に変わった所はありません。

財布のフタを開けたところの比較

今回、新たに作った財布は、小銭が少なければ、お札入れ部分にも余裕があります。
うろ覚えなのですが、、確か小銭は10枚ほど入っていたと思います。

小銭が少なければ、お札入れ部分にも余裕があります01(うろ覚えなのですが、確か小銭は10枚ほど入っていたと思います)

小銭が少なければ、お札入れ部分にも余裕があります02(うろ覚えなのですが、確か小銭は10枚ほど入っていたと思います)

そして中身が入ったまま、閉じた状態です。

財布の中身は入ったまま、閉じた状態での比較01(左斜め横から撮影)

財布の中身は入ったまま、閉じた状態での比較02(右斜め横から撮影)

巻末のひとこと

今回はあくまでも「A4サイズで1枚分の革」をテーマに拘って作りました。

勿論、A4サイズを超えるような作りにすれば、マチ部分も更に改良を加え、より扱いやすくなるよう、作れると思います。

でもやっぱり、マチを「S字」にしたのは経験上からも失敗だと感じます…
やっぱりもう少し、マチをしっかりしたものに変更した方が良いと感じました。。

でもやっぱり、マチを「S字」にしたのは経験上からも失敗だと感じます



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