◎レザークラフト、ピンセットでディバイダー自作

2021.5.31




4月20日(火)。


先週、100均で購入したピンセットを使って、再びディバイダーを自作しました。
前回も、ピンセットでディバイダーを作成した時のブログはこちらです。

100均で購入したのは、ピンセット・CR対応の電子ライターです。
100均で購入したもの(ピンセット、CR対応電子ライター)

で、いきなり完成です。

CR対応ライター何に使うの?って、思った方が多いのでは?

実は、このCR対応ライターには「スプリング」が入っているので、このスプリングを使用します。
バネとして利用してのは、CR対応ライターに入っている「スプリング」。

尚、使用したネジは、長さが15ミリのM3小ねじと、M3のタップです。
使用したネジは、長さ15ミリのM3小ネジとM3タップ。

片側だけタップでネジ溝を切って、もう片方はM3よりも大きい穴をあけて、自由に動くようにします。
ピンセットの片側だけタップでネジ溝を切って、もう片方はM3よりも大きい穴をあけて、自由に動くようにしている。

ピンセットで作ったディバイダーの間隔を合わせる

先ず、ガイド線を引くために、ピンセットディバイダーの間隔を合わせます。


4ミリ巾の菱目打ちの場合、3ミリに合わせます。
(※この間隔は菱目打ちのピッチが基準で、菱目打ちでガイド線を引いてみて、その間隔にディバイダーを合わせるのが基本になっているそうです。)


ですが、私は2.7ミリに合わせています。

何故2.7ミリなのか?
コバ処理でヤスリ掛けするとき、0.3ミリ分だけ楽になるからです。


その代わり、裁断で失敗した時は、その分、ヤスリ掛けが苦しくなります…。
いわゆる、一長一短ってゆう事ですね。。
ピンセットディバイダーを、2.7ミリに合わせます。

ピンセットで作ったディバイダーでガイド線を引いてみる

厚さ1ミリのヌメ革のハギレを使って、数回、ガイド線を引いて感覚を確かめてみました。


ん~、先端が長すぎるので、強い力でガイド線を引こうとすると少し広がりますね。
でも、弱めの力でガイド線を引くと、ちゃんとガイド線を引くことが出来ました。
実際に、ピンセットディバイダーで、ガイド線を引いたところ01
実際に、ピンセットディバイダーで、ガイド線を引いたところ02

実は、ちゃんとしたレザークラフトで使うディバイダーも、ホームセンターで購入しています。
ホームセンターで購入した、レザークラフトのディバイダー

勿論、ガイド線も引けるのですが…、
ホームセンターで購入したディバイダーでガイド線を引いたところ

約20センチとサイズが大きいのが、返って扱いにくく感じています。
ホームセンターで購入したディバイダーのサイズ(約20センチ)

自作のピンセットディバイダーは収納が簡単!

元々、菱目打ちセットを購入したときのプラケースとの比較ですが、
自作のピンセットディバイダーは短いので、収納が大変、楽です。

※画像の上側は、バターナイフ(主に、ボンド塗りで使用中)です。
菱目打ちセットを購入したときに付いていた、プラケースとピンセットディバイダーの比較

巻末のひとこと

何回か、ガイド線を引いてテストしてみましたが、
あまりにもズレ過ぎる場合は、グラインダーで削って加工してみようと思っています。


道具は道具でも、特にレザークラフトは、
自分にとって扱いやすいって事が結構、大事なんだなと思います。。
ピンセットディバイダーでガイド線を引き終えた後の画像



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