6月24日(日)。
先日、ネットで検索してみて、
電源オプション設定内にあるCPUの使用率によって消費電力が変わるとゆう事が気になったので、
実際にワットモニターで計測してみて消費電力がどうなるのか?実験をしてみました。
今回、使用するのは、近所のホームセンターで入手したワットモニター「Elemoni(エレモニ)」です。
説明書によると、測定範囲は「10W~最大1500W」まで計測できるそうです。
尚、注意書きで、「※使用電気料金は1kWh=27円で計算します。」と、記載されています。
このワットモニターを、OA機器用コード(6個口タップ)の先端に取り付け、計測してみました。
なので、実質の消費電力は、「PC本体+PCモニター+ブースター付きのTVアンテナ」で計測しています。
※その他、プリンターや蛍光灯のコンセントも写っていますが、スイッチはOFFにしています。
Windows10側のCPU使用率の設定は、
電源オプションを開き、プロセッサの電源管理項目内にある「最大プロセッサの状態」のみ変更をします。
使用するPC本体は、前回、自作したRyzen52400Gです。
※尚、BIOS設定でオーバークロックされている場合は、無効にしないと、この設定は有効にならないそうです・・。
使用するソフトはフリーソフトの「AviUtl」で、
録画した番組のうちの10分間を、バッチ登録でmp4へエンコード(mp4へ変換)します。
テストする設定は、以下の通りになります。
「サイズ確認付 品質基準VBR(可変レート)、品質20、音声48kbps」
プリセットのロード項目では、「速度:ultrafast、チューニング:none」。
あと、普段から「スライスベースマルチスレッド」にチェックを付けています。
※この項目にチェックを付けておくと、エンコード中でも他の作業ができるようになります。
アイドル時は41Wで、時間あたり1.1円で表示されています。
スクリーンショットでのエンコード中のCPU使用率は、、平均で52%でしょうか。
現在の気温は31.1度で、今回のテスト時の最高気温となりました。
アイドル時は、41Wで時間あたり1.1円と表示されております。
スクリーンショットでエンコード中のCPU使用率は、、平均68%となりました。
夕飯を挟んだので、少し気温が下がり、29.4度となりました。。
アイドル時は、42Wで時間あたり1.1円と表示されております。
スクリーンショットでのエンコード中のCPU使用率は、、平均で34%でしょうか。
実験での結果を、以下のようにグラフにしてみました。
エンコード中は、電源オプション設定で100%にした方が、よりワット数が高い結果となりました。
エンコード時間については、40%設定にした方が、より遅い結果となりました。
以上の結果からまとめてみると、
cTDP設定をBIOSでしなくても、消費電力の設定はWindows10側でもある程度は有効だとゆうことが分かりました。
また、よくバランスを考えて設定した方が良い結果になるのでは?と、感じました。
なので私は、バランスのとれた80%付近で使用しようと思います。
今回の実験は、大変、有意義な時間となりました。。