◎PCスピーカーのガリガリ音修理

2014.11.18




10月15日(水)。

PCスピーカーのボリュームを修理してみました。


普段、何気なく使っているPCスピーカー(エレコム MS-P03ABK)ですが・・、
最近、ボリュームのガリガリ音が酷く、動かすたび、どちらか片方から音が聞こえなくなったので、
今回、修理をしてみることにしました。

普段、何気なく使っている、PCスピーカー(エレコムMS-P03ABK)の画像

ボリュームの修理といっても、ボリュームを交換するわけはでなく、
簡単に、スプレーを注すだけです。


なお、スプレーには、プラスティックに使用できる「シリコーンスプレー」を使います。

このシリコンスプレーは、ホームセンターで簡単に入手できるものです。

ホームセンターで入手した、プラスティックに使用可能な「シリコーンスプレー」の画像

では、早速、作業していきます。


作業開始!

まず、最初にしなければならない事・・、
それは、電源を抜くことです!


私は、感電するのが怖いので、スイッチONのまま、コードをコンセントから引っこ抜きました。

これで、電気は無くなります。

感電防止のため、スイッチONのままコードをコンセントから引っこ抜いたときの画像

次に、ネジをゆるめ分解し、ケースからボリュームを引き出します。


ボリュームの「ツマミ」は、上からハメ込んでいるだけのようで、
下からドライバーの先で突くと、簡単に外れました。


なお、ボリュームの基盤下で支えている黒い物体ですが、 ホットボンドのようなモノで固定されて
いるだけのようで、手前に引くと簡単に外す事が出来ました。

スピーカー内部の画像

ボリュームのツマミを外し終えた上部からの画像

取り外したボリュームの、真ん中にある金属付近へ「シュっ!シュっ!」と、
するらしいのですが・・、
結局、スプレーの先に付けるストローを失くしたため、面全体になりました・・。


注入後は、全体に馴染ませるために、ボリュームを数回ほど回します。


後は、軽く拭き取り、組み立てて元通りに戻しました。

シリコンスプレー注入後の、ボリュームの画像(結局、スプレーの先に付けるストローを失くしたため、面全体になりました。)


組み立て後、通電しましたが、問題なく音が聞こえています。

そして、何よりも、スピーカーからのガリガリ音が聞こえなくなりました!

元通りに組み立て後、通電したときの画像


もう1つ注意すべく点!

但し、ココで1つ注意事項があります!

それは、分解する前に、ボリュームを最少にしておく事です!


もし、ボリュームの位置が分からないと、元に戻したとき、
ボリュームのツマミ位置がとんでもない方向になってしまうからです・・。


私は、ツマミ位置を最少にしていなかったので、位置を合わせるのに少し苦労しました。


分解する前にセロテープを貼り、その上に油性ペンで印を付けておくと、大変楽だと思います。
※目印を付けていなかったので、目分量でツマミ位置を合わせたときの画像になります。

ボリュームのツマミ位置の画像(目印を付けていなかったので、目分量でツマミ位置を合わせたときの画像になります。)


今回もですが、ネットで調べ、作業に至ったのが今回の経緯です。

なお、ガリガリ音の理由についてですが、どうも金属の接点が関係しているようです。


勿論、「自己責任で!」ですが、ボリュームのガリガリ音にお困りの方は、
買い替えや部品を交換する前に、ぜひ1度チャレンジしてみてください。。



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