◎Athlon 5350のメモリ速度をmemtest86+で比較する

2014.4.21




4月21日(月)。

先日、エクスペリエンスで比較したAthlon5350とAthlon2 x4 605eですが、
今度はmemtest86+でメモリ速度を比較してみました。


今回使用したのは、メモリのエラーを診断するフリーソフトで有名なMemtest86+ ver5.01です。


今迄、自作の経験は少しありますが、メモリのエラーチェックは、今回、初になります。


基本、動作にさえ支障が無ければOKと思っていたので、そんなに気にはしませんでしたが・・、

ここ最近メモリが大容量になったのと、ネット検索でも初期不良が多く見られるようになり、
チェックしたのが今回の経緯です。


なお、今回は、無事2パスを完走したので正常とゆう事になります。
また、Windowsにあるメモリ診断ツールでも、無事パスしています。

Memtest86+で、無事2パスを完走した画像。


エラーチェックに掛かった時間ですが、シングルチャンネル動作のメモリ8GB(4GB×2枚)で、
2パスを完走時間は、約5時間(4時間46分)となりました。


結構な、時間を要します。。


そして、ココからが本題です。

このMemtest86+の画面には、メモリの速度まで表示されています。


特に気になったのが、Athlon2 x4 605eとのメモリの速度比較です。


まず、Athlon5350です。

Memtest86+(Athlon5350でのエラーチェック画像)。

(※L1・L2キャッシュ欄にある単位「K」は、1コアがアクセス出来る容量だと思います。)


Athlon5350では4GBの2枚差しですが、、
恐らくシングルチャンネル動作となるため、CL数の右側に「64-bit Mode」と表示され
ていると思われます。

CLは11で、速度は、3706MB/sです。


つづいて、Athlon2 x4 605eです。

Memtest86+(AthlonⅡ X4 605eでのエラーチェック画像)。

(※L1・L2キャッシュ欄にある単位「K」は、1コアがアクセス出来る容量だと思います。)


Athlon2 x4 605eでは2GBの4枚差しですが、、
恐らくデュアルチャンネル動作が可能となるために、CL数の右側に「128-bit Mode」と
表示されていると思われます。

CLは9で、こちらの速度は、4406MB/sとなります。

こちらもDDR3メモリですが、シングルチャンネル動作では無いので速いですね。。


それから、これは、後で気付いたのですが、、
CPUの、L1・L2キャッシュメモリの容量を比較してみると、
Athlon5350の方が高速だとゆう事が分かります。


◎CPUのL1・L2キャッシュ容量
Athlon 5350 L1: 58463 MB/sL2: 14827 MB/s
AthlonⅡ x4 605e L1: 20537 MB/sL2: 12170 MB/s

APUとゆう事もあり、CPU単体での速度ではAthlon2 x4 605eを超えています。


このようにメインメモリやキャッシュメモリの速度まで解るとゆう事は、
速度重視の方には大変、重宝するフリーソフトではないでしょうか?


もし機会があれば、みなさんもMemtest86+をお試ししてみては如何でしょうか。。



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