さて、ココからが推測をしたまとめになります。
電子工作をされる方なら、既に気付いたと思いますが・・
今回は、100円ショップのUSB充電器の回路をヒントにしました。
(もちろん、基盤パーターンはオリジナルなので一番悩みましたが・・)
低コストで作るために、省略できる出来る部品は省くと推測します。。
こうする事により、代わりに出力側でのコンデンサー容量を大きくして安定させているものと断定出来ます。
それともう一つ。
今更ながらかもしれないが、100円ショップで売られているUSB充電器の回路を見て気付いた事があります。。
それは、写真で見ても分かるように抵抗が入っている事です。
この抵抗の役目は、5vDCDCコンバーターでは、5v以上出力出来ないので、
4つの抵抗で5v以上を出力させるために、使われているもののようです。
USB充電器の供給量として定格である5v以上で出力させるための策だと考えられます。
この抵抗の使い方からして、おそらくHT7750と同じように動作するICで、自らが電圧コントロールしているからでしょう。
この考え方はネットで、「HT7750を5v以上で動作させる」と検索すると、沢山ヒットすると思います。
またUSB充電器とゆう商品として売るからには、それ相応の研究や計算がされているものと思われます。
・抵抗「5102」→ 510×10の2乗=51KΩ
・抵抗「4302」→ 430×10の2乗=43KΩ
・抵抗「753」→ 75×10の3乗=75KΩ
R1は、43KΩ+51KΩ=94KΩ
R2は、75KΩ+51KΩ=118KΩ
これは、素人考えであるが、、抵抗の負担が大きいと発熱の恐れがあるため、
4つの抵抗を使い、並列に入れる事で抵抗の負担を軽減し、発熱を抑えているものと見受けられます。
DCDCコンバータ―に使うダイオードについてですが、、
こちらのHT77xxシリーズの基本は、スイッチングによるもので昇圧します。
従って、スイッチング用のダイオードでも動作する訳であります。
それは、製造メーカーがテスト回路で使用しているのがショットキーバリアダイオードからであると思います。
また、性能が良いとされているので、恐らく短時間での復帰性能が良すぎるのでは?と、思います。。
もし、性能が良すぎると、電圧コントロールへの信号も早くなり、
返って電圧があまり上がらないのでは?と思い、今回のダイオード変更に至った経緯であります。。
なお、マイクロインダクタについて
それは、インダクタに流せる電流量に余裕があるからです。
マイクロインダクタは、文字通り小型なので「マイクロ」と付いていると思います。
このマイクロインダクタの大きさを変えないで容量を増やすには、
使用するコイルの太さを細くするしかありません・・。
また、コイルが細くなるほど、流せる電流量に制限がでます。
このマイクロインダクタが不向きなのは、こうゆう理由からだと思われます。。
今回、電流制限をするための抵抗付き回路を1度だけ自作しましたが、
その後の自作では敢えて省きました。
なお、省く理由については、以下の2つがあります。
ケガきによるパターンのため、難易度が高く感じました。。
ここ最近の砲弾型LEDの中には、50mAや70mAなどの大きい電流が流せるものが販売されています。
従って、比較的幅広い電流量(幅広いLED)に対応させたいと思ったのであります。
また、この電流量から考えると、
インダクタなどの使用する電子部品の流せられる電流量が、重要なポイントになってきます。
明るさは、使用する電池の本数の違いそのものが、流れる電流量に比例して現れました。
これは、最初に自作したソリテールDCDCコンバータ―と、
ミニマグDCDCコンバーターで
の明るさの比較での結果そのものだとゆう事になります。
(率直に言うと、LEDに流れる電流量が、明るさそのものに左右されているとゆう事です。)
明るさに対しての結論は、電圧を調整するよりも、
電流を調整する電子部品を使用する方が、より確実な方法だと思われます。
なお、電圧が上がらない理由として、LED自体が「ダイオード」であるためだと推測します。
LEDは流す電流により明るさが変化するので、電圧で制御するダイオードと考えられます。
以上で、今回のまとめは、これにて終了したいと思います。
読んで下さった方、お疲れ様でした。。